Q.こちらに入職されたきっかけや決め手を教えてください。

 

 

A.私は以前、別の総合病院に勤務していました。出産を経て、育児と両立できる看護師の仕事を希望し、日勤業務のあるこちらの病院を選択しました。また、こちらが療養型であることも決め手となった大きな理由でした。その場限りの看護になることが多い外来よりも、入院患者さんとゆっくり時間をかけて関係作りができるこちらはとても魅力的です。目まぐるしく追われる看護よりも、じっくりと丁寧な看護ができることは大切だと思います。

Q.普段の仕事内容を教えてください。

A.看護師の仕事はバイタルチェックをはじめ、処置・採血・吸引・投薬・点滴管理などや食事介助・オムツ交換・更衣など日常生活の身の回りのお手伝いから投薬、点滴管理などさまざまです。
療養型では何か急激な変化が突然起きることはそう多くはありません。いつもより眉間にしわが寄っているなとか、顔つきが少しおかしい気がするとか、今日は声を出すことが多いけど苦しいのかな?といったような、言葉ではうまく表現できないけど、患者さんにしっかりと寄り添い、経験を重ねることで何かピンと鋭く感じ取る瞬間があるのもこの現場ならではの特徴です。スタッフみんなで意見交換し合って変化を敏感に感じ取る場面もあります。わずかな変化も見逃さないチームでいたいといつも考えさせられています。
また私は新人指導員という立場でもあり、毎日の業務の中で新人看護師に積極的に声をかけたり、指導した内容を共に振り返る作業などにも力を注いでいます。

Q.この仕事を通してやりがいや充実感を感じることはどんなことですか?

A.こちらの病棟では患者さんを看取ることも多いです。患者さんにとってできるだけ苦痛がないよう、その方らしく穏やかに最期を迎えられるために何ができるのか、深く掘り下げて考えることが重要です。こちらに勤務して7年目ですが、本当に心から納得した看取りを迎えられたことはまだ少ないのかなと思います。『自分らしく最期を迎える』ということは非常に難しい問題で、何度お見送りしてもやはりどこか後悔する思いはありますけれど、「できるだけ苦しまずにお見送りするお手伝いができたかな」と思えた瞬間にはこの仕事のやりがいと誇りを感じます。ご家族との関りも深いので、いつでも話しかけやすい雰囲気作りには気を配っています。何かあったときにご家族の方からの大切な声をお聞きすることは重要ですし、なにより一緒に丁寧な看護をしていきたいですからね。些細な出来事も積極的にご家族にはお伝えするようにしています。ご家族によってはおうちでお世話することができない苦しい思いもあると思うので、その気持ちは特に大切に汲み取って看護をしたいと常々感じています。
感謝の言葉もたくさんいただきます。看護師として当たり前のことをやっているつもりですけれども、それはやっぱり嬉しい気持ちになりますね。

Q.この仕事を通じて自分が成長したなと感じることはありますか?

A.今自分が思い描く看護ができていると思います。広い視野で物事を見られるようになった自分には成長を感じます。総合的に物事を捉えゆっくり考えを巡らせられることは看護の仕事をする上でとても大切なことです。それから、人が生きるためには周りの支えと理解があるからだという考えを持つようになったことにも自分の成長を感じます。人は一人では生きていけないからこそ、相手に思いを伝えようとする努力の大切さや優しい気持ちを持つことの意義を真に理解できるようになりましたね。

Q.職場の風土や雰囲気はどうですか?

A.言いたいことをちゃんと伝え合える仲間たちに囲まれています。上司は意見をしっかり拾い上げてくれますし、話し合いが盛んな風土です。チームワークも良く、風通しの良い職場です。また、こちらの病院では研修や勉強の機会が多く設けられていて、報告会など通じてスタッフが学んだことはみんなで共有するように力を入れていますから学びが日常的にある職場です!

准看護師:坂口菜那さん

 

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手を教えてください。

A.家から近く、見学をした際に温かな雰囲気が強く心に残ったことがきっかけでした。私は最初、介護職としてこちらで勤務し始めました。仕事をする日々の中で、次第に看護師の仕事に興味を持ち始めた自分がいました。最初は漠然とした憧れのような気持ちでしたが、具体的に仕事内容を知るほど「仕事の幅の広がり」のようなものを感じました。介護職と看護師の仕事内容は重なる部分もある一方、根本的な考え方の立ち位置に違いを感じるようになりました。もちろん仕事内容に看護師にしかできない処置などもあります。ですが「患者さんにとって何が本当に良いことなのか」という部分において良い意味で大きな違いを感じることが現場では多々ありました。例えば患者さんの様子を自分の目で見て確認するという点では双方同じですが、看護師はそれに加えて圧倒的な専門知識を持っています。その知識を踏まえた上で様々な可能性を想定し、複数のアイデアや気づきを持ち、最良の判断ができるのが看護師ならではの仕事だと思いました。特にここで働かれている看護師さんたちはその判断や対応のスピードがとても速くて、素晴らしい仕事ぶりを見るたび当時の私は隣で感激するばかりでした。
もちろん医師の判断や、日々の積み重ねた観察力などを踏まえ判断するのですが、状況に応じたスピード感や正確さ、瞬時に周りに指示出しできるかは現場では非常に重要です。自分の中で今何が起きているのかをしっかり整理し把握できていなければ、実際は難しいことです。療養型のこちらでは急性期ほどの場面は少ないかもしれませんが、いざというときに動けることはやはり大事だと思います。そんな日々の思いを胸に七年を経て私は昨年准看護師一年生となりました。

Q.キャリアアップの理由はとても前向きで素晴らしいものですね!憧れの看護師となった現在のお仕事内容はいかがですか?

平安の森記念病院は看護学校に通いながら並行してこちらで働くことができたのもとても良い経験でした。実際に准看護師になってからは、「判断すること」の難しさを痛感する連続です。自分の判断が本当に正しいのか自信がなくて、医師や先輩方の意見を必死に吸収するだけでまだ精一杯です。
業務内容はバイタルチェックから、患者さんの身の回りのお世話や処置、点滴やリハビリのお手伝いまで多岐に渡ります。患者さん一人ひとりの状況は全く異なり、自分が選択することの正しさにまだ不安な場面もあります。でも周りの先輩方はいつでも親身に相談に乗ってくださいますし、心強い方ばかりなので安心して業務に取り組めています。少しずつではありますが自分の中にもアイデアのストックができていく実感はありますし、様々な考え方を知ることで、自分自身の看護感の幅や厚みがどんどん膨らんでいる気がします。受け持ちの患者さんは決まっていますが、先輩方はみなさんそんな枠を超え全ての患者さんをつぶさに観察し情報を得ています。それは私から見れば本当に心から尊敬できる素晴らしい理想の看護師の姿です。いざというときにはみんなで考えを持ち寄って話し合いますし、いつも助けられます。カンファレンスでの意見交換も活発で、時間外でも話し合ったり助け合うことのできる現場です。

Q.日々の仕事を通じてやりがいや充実感を感じることはどのようなことですか?

A.まだまだ一人前ではありませんが、例えば処置の仕方ひとつをとっても「この患者さんにとって一番良いことは何だろう?」「今こういう状況になったのはどうしてだろう?」と考える際に、それに対するアイデアが複数出せ、自分で最良だと思ったものを一つ選択できたときには達成感があります。もちろんたくさんの情報やスタッフの協力あってのことですが、自分の判断が正しく、かつ患者さんの喜んだ姿を見れたときは飛び上がりたくなるほど嬉しい気持ちになります!チームワークが物を言う現場ですので、連携がうまくいったときもやりがいは強く感じますね。

Q.自分が成長したなと感じることはありますか?

A.仲間を大切に思う気持ちや感謝の気持ちを積極的に伝えるようになりました。当たり前が当たり前ではないという感覚を持つようになったのも成長を感じる部分です。自分の行動を客観的に振り返ることができるようになったことも成長を感じますね。

リハビリスタッフ(理学療法士):太田洋平さん

 

Q.リハビリスタッフ(理学療法士)を目指したきっかけを教えてください。

 

A.まず親が看護師だった環境もあり、医療の世界は僕にとって身近な存在でした。その中で理学療法士を選択したのは、患者さんに対して直接的な役立ちややりがいを強く実感できる仕事だと思ったからでした。特にリハビリは、患者さんと同じ目標を持ち、その目標に向かって一緒に力を合わせて日々試行錯誤して頑張るものです。成果がわかりやすく、裁量の幅もありますから、とても創造性の高い面白い仕事だと思いました。

Q.こちらに入職するきっかけや決め手になったことは何ですか?

A.僕は新卒で入職しています。見学した際に、職員のみなさんの明るく楽しい雰囲気が非常に印象的で「ここで働きたい」と感じた一番の決め手となりました。また、患者さんとゆっくり時間をかけて関わることのできる療養型の病院であったことも、初めての現場で丁寧な仕事をしたいと考えていた僕にとっては大きな決め手となりました。

Q.普段の仕事内容を教えてください。

A.療養型の病院という特性上、こちらでは寝たきりの患者さんも多いです。そのため関節拘縮予防のリハビリや、床ずれと呼ばれる褥瘡を発生、悪化させない為のポジショニングなどが中心です。寝たきりの方は特に自分で動けない分、私たちのほうで体を動かし関節などが硬くならないような工夫を考えます。一方で寝ているときの姿勢も大切で、クッションを入れたりこまめに微調整を図ることも大事な仕事です。
寝たきりでない方ももちろんいらっしゃいますので、病院での生活を送りやすくするための歩行訓練や生活動作の訓練など、一人ひとりに合ったさまざまなリハビリメニューを日々考えます。「どこまでの動作がどの程度までできるのか」といった細かい情報は、頻繁に患者さんと接する病棟スタッフと活発に情報交換を行っています。定期的にカンファレンスの時間も設け、スタッフ全員で今後の方針について議論したりアイデア出しを行ったりも盛んです。
リハビリは基本的に患者さんにとって痛い思いをさせることですから、嫌がる気持ちはよくわかります。けれど体が硬くなることはさらに悪い状態を生みますから、多少痛い思いをさせることにはなりますが、身体をほぐすことはとても大切なことです。患者さんの気持ちに寄り添い、声に耳を傾けた細やかなサポートができるよう意識しています。

Q.このお仕事を通じてやりがいや達成感を感じるのはどんなときですか?

A.僕は特に立ったり座ったり歩いたりという大きな筋力を使う動きを担当しています。生活に寄り添ったリハビリや、現状にプラスになれるような訓練ができるととてもやりがいを感じます。患者さんの毎日の生活に直結した動きができるようになったときには本当に心から嬉しい!と感じます。時間をかけて結果を出す仕事ですので、長い目でコツコツとした作業を行う忍耐力も必要です。患者さんが一生懸命努力される姿を見ると、僕たちはとても励まされますし、足しげくお越しになられるご家族の方ともお話しながら、丁寧なサポートができるよう心掛けています。
患者さんと回復の喜びを共有できる瞬間はいつも新鮮ですし、「ありがとう」という言葉をかけていただくときは特に、自分が役立てている実感とこの仕事に誇りを持てます。
療養型はほとんどの方が長く入院され、長いお付き合いになります。患者さんはみなさん個性豊かで楽しい方で、気心の知れた間柄にもなれます。感謝の言葉を患者さんやご家族の方からも日々いただき、「もっと僕も頑張らなくては!」と痛感する責任ある仕事です。
学校で学んだ知識がそのまま生かせる場面は、実際にはとても少ないことも知りました。特に慢性期はあれこれ試行錯誤を重ねて、自分たちも勉強を進め幅広い知識を持つことも必須になります。まだまだ先輩方に教わることも多いですが、とても充実した日々を送れています。

Q.職場の風土や雰囲気はいかがですか?

A.スタッフ同士はとても仲が良いです!仕事的にも密に連携を取る必要があるので、コミュニケーションはお互い積極的でとても明るい人ばかり。連携を取るスタッフは総勢100名ほどの大所帯です。みんな和気あいあいと楽しい雰囲気で仕事ができる職場です。

新人指導員:鈴木友美子さん

 

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手を教えてください。

 

 

A.私は以前、別の総合病院に勤務していました。出産を経て、育児と両立できる看護師の仕事を希望し、日勤業務のあるこちらの病院を選択しました。また、こちらが療養型であることも決め手となった大きな理由でした。その場限りの看護になることが多い外来よりも、入院患者さんとゆっくり時間をかけて関係作りができるこちらはとても魅力的です。目まぐるしく追われる看護よりも、じっくりと丁寧な看護ができることは大切だと思います。

Q.普段の仕事内容を教えてください。

A.看護師の仕事はバイタルチェックをはじめ、処置・採血・吸引・投薬・点滴管理などや食事介助・オムツ交換・更衣など日常生活の身の回りのお手伝いから投薬、点滴管理などさまざまです。
療養型では何か急激な変化が突然起きることはそう多くはありません。いつもより眉間にしわが寄っているなとか、顔つきが少しおかしい気がするとか、今日は声を出すことが多いけど苦しいのかな?といったような、言葉ではうまく表現できないけど、患者さんにしっかりと寄り添い、経験を重ねることで何かピンと鋭く感じ取る瞬間があるのもこの現場ならではの特徴です。スタッフみんなで意見交換し合って変化を敏感に感じ取る場面もあります。わずかな変化も見逃さないチームでいたいといつも考えさせられています。
また私は新人指導員という立場でもあり、毎日の業務の中で新人看護師に積極的に声をかけたり、指導した内容を共に振り返る作業などにも力を注いでいます。

Q.この仕事を通してやりがいや充実感を感じることはどんなことですか?

A.こちらの病棟では患者さんを看取ることも多いです。患者さんにとってできるだけ苦痛がないよう、その方らしく穏やかに最期を迎えられるために何ができるのか、深く掘り下げて考えることが重要です。こちらに勤務して7年目ですが、本当に心から納得した看取りを迎えられたことはまだ少ないのかなと思います。『自分らしく最期を迎える』ということは非常に難しい問題で、何度お見送りしてもやはりどこか後悔する思いはありますけれど、「できるだけ苦しまずにお見送りするお手伝いができたかな」と思えた瞬間にはこの仕事のやりがいと誇りを感じます。ご家族との関りも深いので、いつでも話しかけやすい雰囲気作りには気を配っています。何かあったときにご家族の方からの大切な声をお聞きすることは重要ですし、なにより一緒に丁寧な看護をしていきたいですからね。些細な出来事も積極的にご家族にはお伝えするようにしています。ご家族によってはおうちでお世話することができない苦しい思いもあると思うので、その気持ちは特に大切に汲み取って看護をしたいと常々感じています。
感謝の言葉もたくさんいただきます。看護師として当たり前のことをやっているつもりですけれども、それはやっぱり嬉しい気持ちになりますね。

Q.この仕事を通じて自分が成長したなと感じることはありますか?

A.今自分が思い描く看護ができていると思います。広い視野で物事を見られるようになった自分には成長を感じます。総合的に物事を捉えゆっくり考えを巡らせられることは看護の仕事をする上でとても大切なことです。それから、人が生きるためには周りの支えと理解があるからだという考えを持つようになったことにも自分の成長を感じます。人は一人では生きていけないからこそ、相手に思いを伝えようとする努力の大切さや優しい気持ちを持つことの意義を真に理解できるようになりましたね。

Q.職場の風土や雰囲気はどうですか?

A.言いたいことをちゃんと伝え合える仲間たちに囲まれています。上司は意見をしっかり拾い上げてくれますし、話し合いが盛んな風土です。チームワークも良く、風通しの良い職場です。また、こちらの病院では研修や勉強の機会が多く設けられていて、報告会など通じてスタッフが学んだことはみんなで共有するように力を入れていますから学びが日常的にある職場です!

介護福祉士:木村麗弥さん

 

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手を教えてください。

 

 

A.僕は介護福祉士として「平安の森」の前身である「八幡の森」に勤めて3年目になります。家から近いという理由ももちろんありますが、僕は高校の時に福祉科で、実習先が「八幡の森」だったというご縁がありました。実習時からスタッフのみなさんは優しくて、本当に施設全体が温かな空気に満たされていて。そこが入職を決めた一番の理由です。

それからもともと僕の生まれ育った場所はおじいちゃんおばあちゃんたちの絆がとても強い地域で、僕はみんなの孫みたいな存在で。(笑)そんな中、自然と自分もお年寄りの役に立つ仕事がしたいと考えるようになりました。手に職という意味でも介護福祉士は魅力でしたし、実際一番近い位置でお世話ができるのでとても楽しい仕事だと感じています。

Q.普段の仕事内容を教えてください。

A.現在100名ほどの利用者さんがいらっしゃいます。毎日の身の回りのお手伝いが中心業務です。高校の実習時と違い、やはり本格的に仕事をするようになってからはこの仕事の責任の重さも痛感する日々です。利用者さん一人ひとりとの関わり方も深いですし、フロア数も増えて患者さんの数も増えました。症状の重い状態の利用者さんも多いです。僕が担当しているフロアは認知症の方が中心です。身体的なケアよりもどちらかというと心を通わせるケアのほうに力を入れています。学校で習ったケアに関する基本的な知識は比較的忠実に現場でも生かせています。体が不自由な方も多いですが、メンタル面でのフォローを大切にするフロアなので、その方の中に持っているイメージや像をなるべく崩さないように、価値観に寄り添った心のこもったケアをすることをいつも中心に据えて仕事に取り組んでいます。

Q.仕事を通じてやりがいや達成感を感じるときはどんな時ですか?

A.ひとつ忘れられないエピソードを紹介します。認知症がかなり激しく進んだ状態の方がいらしたのですが、僕が何気なくその方の前で折り紙を折ったら僕のことを「折り紙のお兄ちゃん」と言ってはっきりと覚えてくださって驚きました。しかも僕の折った折り紙を大切に持っていてくださって、温かくて嬉しい気持ちが込み上げて胸一杯になって感激しました。今でもその時の気持ちは忘れられません。
他にも自分のやったことに対して利用者さんが感謝や感動をしていただいたときにはこの仕事のやりがいを感じます。認知症の方はすぐに記憶がなくなってしまわれがちなので、一瞬一瞬を大切に扱わなければなりません。いつも気持ちを穏やかに持ち、根気強く繰り返し丁寧に気持ちを伝えるように日々精進しています。

Q.この仕事を通じて自分が成長したなと感じることはありますか?

A.この仕事はやっぱり忍耐力です。その点では僕にも少しついたかなと成長を感じます。思い描いていた仕事とは正直言うとギャップがあったこともあります。でもいい意味でギャップを感じたことだってあります!大変な現場なので、職場の人たちはもっと怖くて厳しい方ばかりいる世界かなと覚悟していましたが、そんなことは全くありませんでした。スタッフのみなさんが毎日笑顔で働かれていて、本当に心の広い温かな方たちばかりです!観察力も素晴らしいです。例えばお風呂の時、僕が全然気づけていなかった小さな傷が利用者さんの身体にあったりすると、すぐに鋭く気づいて教えてくださいます。メンタル的にダウンしていらっしゃる利用者さんがいるとそういった空気を鋭く感知して情報を伝えてくれたり、アンテナを張り巡らせてスタッフ同士が助け合っている職場です。
若いスタッフも多いですが、僕のフロアにはベテランの方が多く目標とすべき存在が身近にいるので日々の励みにもなります。先輩たちの良いところをもっと吸収して自分自身も成長していきたいと思います!

Q.職場の雰囲気や風土はいかがですか?

A.男女の割合では圧倒的に女性が多い職場です。みんなパワフルです。僕はお風呂の時など、力仕事を頼まれることが多く、そういう意味では利用者さんに割と頼りにされている存在ですね。スタッフ間の信頼関係も厚く、何でも相談できます。休みも取りやすく、笑顔が多い職場です。男性大歓迎ですよ!

介護福祉士:黒滝幸さん

 

Q.こちらに入職されたきっかけや決め手を教えてください。

A.高校生の頃、仲の良い友人に障害があり、人を助ける仕事がしたいと思ったのが最初のきっかけでした。当時ヘルパー二級の資格を取り、実習を経るうちに自然と介護の仕事が天職だと感じていく自分がいました。ちょうど介護職を募集していたこちらにご縁があり入職することになって、気が付けば今年で11年目になります。ここのスタッフさんたちはみんな優しくて明るい方たちばかりで、先輩もとても親身になって相談に乗ってくださる方たちばかり。本当にここは今も昔も変わらず居心地の良い職場です。

Q.普段の仕事内容について教えてください。

A.患者さんの食事、排せつ、入浴介助など身の回りのお世話をすることが主な仕事です。私の担当しているフロアでは、医療度が比較的高い患者さんが多く、寝たきりの方も多いです。普段の仕事において私が一番大事にしていることは、患者さんに対して「思いやりの気持ちを忘れない」ということです。患者さんの声にじっくりと耳を傾けることもいつも強く意識していることです。わずかな反応をされるだけでも精一杯な方が多いのが現実なので、だからこそ少しの変化も見逃さないことが重要になってくる現場なのです。
私はキャリアがもう長いほうなので、スタッフを育てる側にもなっています。スタッフ一人ひとりにも考え方の違いがあることも当然のことですから、それを取りまとめるのも私にとっての大切な仕事のひとつです。「コレだ!」と思うケアにたどり着けるために必要だと思うことは、患者さんの持つバックグラウンドにあるものを丁寧に引き出すことと、我々がそれを繊細に感じ取ることだと思っています。

Q.この仕事を通じて充実感ややりがいを感じることはどんなことですか?

A.意思疎通の図れる患者さんご本人から、直接感謝の言葉や笑顔をいただけるときは温かな気持ちで心が一杯に満たされますし、自分の仕事を認めていただいたことを実感し、何とも言えない嬉しい気持ちになります。ご家族の方からも感謝の言葉をいただくことが多く、それは本当にありがたいことですよね。
患者さんにとって何が本当に一番良いことなのか迷うことは今でも毎日あります。患者さんご本人の気持ちを丁寧に汲み取り、ご家族の意見に真摯に耳を傾けて話し合いながら、スタッフみんなで最善を尽くすことをいつも大切に考えています。責任を感じる仕事である一方で、頼りにされている実感とやりがいは強くあります。私のほうが患者さんから励まされたり癒されたりすることも実は多いんですよ。そんな時は本当にこの介護に携わる仕事に就けて良かったなと心から思います。

Q.この仕事を通じて自分が成長したなと感じることはありますか?

A.声かけの仕方ひとつでも患者さんの感じ方や受け取り方は違ってきます。それはとても身につまされる経験でした。距離を近く感じる人もいれば遠く感じる人もいます。患者さんがしてほしくなかったことをしてしまったことや誤解を生んでしまったこともあり、コミュニケーションの難しさを思い知らされることも現場では多々あります。空気を読む力というか、気遣いや細かな配慮はいつだって大切なことですよね。コミュニケーション能力の上達は、一番わかりやすく自分の成長を感じる部分です。
また、仕事でもプライベートでもそうですが、常に感謝の気持ちを忘れないようになりました。大げさかもしれませんがその点では人生に厚みを感じられています。
患者さんのケアについてもいろんな角度から物事を捉え、理解を深められるようになりました。認知症の患者さんも多いので、ときに理解しがたい言動もあります。できるだけその人の世界観に入り込んだ接し方で、自らももっと専門的な知識の習得の必要性を日々痛感させられています。

Q職場の風土や雰囲気はいかがですか?

A.スタッフの年齢の幅が広いことはいいことですね。お手本にしたいと思える立派な先輩方ばかりで、常に良い刺激を受けられる環境です。また、こちらの職場は教育に関して熱心なところが特に良い点です。一対一で先輩スタッフがつきっきりで指導もしてくださいます。いつも明るく笑顔が絶えない現場で、スタッフ同士はなんでも相談し合える間柄です。